迷いなくデザインできた外観。流行や伝統や近代的でない、ただ暖めていたイメージを表現した。外壁には唯一好きなサイディングを使用した。自然な質感を持つセメント系で、経年変化を楽しめる。
一般的なそれとは、間逆な持ち味だがこれ以外は考えられない事をオーナーに伝えると迷いなく受け入れてくださった。
張り出した部分は左官コテ塗りとし、軒裏に貼った木は横長の建物を強調する思惑もある。
この壁紙から全体のイメージが定まったと言っても大袈裟でないほど、ウエディングドレスが映えるわ!とインスピレーションを受けた。
イギリス・ハーレクイン社の壁紙。
Redに塗ったドアが、斬新さを強調してくれる。
大空間のスタジオ。面や凹凸を使い、どの面も違ったイメージの写真が撮れるように様々な演出を施した。
直射日光を避ける為に大きな窓は北面だけにとどめた。写真への写り込みを考慮して天井高は3mを超える。
唯一北面に設けた大きな窓。
ガラスにうねりや気泡の入ったハンドメイドのガラスを使用。
タイル空間。柄の部分もタイルを使い重みを表現した。凹凸を造り柄タイルの上下に照明を仕込んでより立体感を演出。照明の光の広がりや色も計算された仕上がり。
タイルに浮かび上がるシャンデリアの輝き。タイルの質感だからこそ仄かな光でも映し出してくれる。
メタリックな表情をもつ床タイル。
角度により光により色合いが変化する金属を思わせる質感。
昼間の太陽光をイメージした強い光の柱
床タイルとのコントラストが面白い。
浮かび上がる柱と光が作り出す奥行きが狙い。入り口のドアは重厚感を演出するべく高さ2.4mのブラックウォルナット。
このドアハンドル以外見あう物はなかった。南部鉄の赤錆の表情がしっくりくる。
このメイクルームでウエディングドレスに着替えたかった…。ブラックウォルナットの床材は重厚な質感で、木の中でも柔らかい素材であることから、足に伝わる感触を考慮して採用。
1Fエントラスホール。限られたスペースに階段やアイアン手摺で動きを持たせた。
ここでもまたRedのドアが利いている。
オフィスにつづく。床材は玄昌石。
階段から見上げる。無骨なアイアン手摺が神秘的な照明を引き立ててくれる。
白壁に浮かび上がるクラシックな木目。
色のないペンダントライトが空間を演出している。
美しい木目を持ち斬新な無垢のドアに
アフリカンアートの様な無骨さと機能性を備えたドアノブ。
このエキゾチックな組み合わせをあっさり受け入れて下さった~感激。